小松館好風亭ものがたり
古くから製塩や水運の町として栄えた塩竈は三陸の豊かな漁場も近く、漁業の町としても広く知られるようになります。昭和4年には本格的な魚市場も開業。マグロやカツオをはじめ水産物の水揚げも年々増加し、全国から漁船が入港し、船主や乗務員、仲買人など多くの人々が訪れるようになりましたが、当時、塩竈では旅館などの宿泊施設が十分でありませんでした。
そこで本格的な旅館の必要性を感じた小松とみよ(小松館、初代代表取締役)は、昭和11年8月、魚市場近く(現在のマリンゲート塩竈付近)に旅館・小松館を創業します。
Shiogama no Yado Komatsukan
started as a fishing town